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〜地球の恵み〜岸和田ノ巻

ベジタブルジャーニー20県目の大阪府に入りました!
大阪府は東京都、神奈川県に次いで日本第3位の人口規模を持ち、人口密度は東京都に次いで日本第2位。
県内総生産は、東京都に次いで全国第2位の言わずと知れた日本にある大都市の1つ。

そんな大阪で向かった先は、大阪府泉南地域に位置する岸和田市。
泉南地域の中心都市でもあり、大阪府の出先機関や企業の支店などが集中していて、岸和田『だんじり祭』で有名な所。

伺ったのは岸和田市で田畑を自然栽培している『小太郎農園』さん。

春日和の
陽のような
らかな農園をめざして、、、

小太郎農園では畑で野菜を育てる他にも田んぼ、果樹、里山での竹の子栽培に加え、加工免許を取得し自宅を加工所にリノベーションして、栽培したお米から麹を作ったり、味噌や玄米餅、調味料と様々な加工品を手掛けています。

種も全体の約8割が自家採種。
全てが固定種というこだわり。

小太郎農園代表『前田 博史(まえだひろし)』さんにお話をうかがいました。
ベジタブルジャーニー88件目の農家さんです^ ^



(可愛い名刺入れ)


農法は自然栽培?

この辺は不耕起栽培なんです。
不耕起と耕起するところを分けてるんですけど、どんどん不耕起を広げて行ってるんです。
不耕起の方がよく出来るんですよね。





自然栽培と自然農の間ぐらいかな?
自然農みたいに草と共に生やすって感じでもないんですよ。
野菜が育ってる時は、草はわりと取ります。根っこから抜いて。
野菜が終わりかけの頃になったら草を生やして。
夏の野菜を作る時は冬場に冬草を思いっきり生やすんですね。エンバクとか麦とかマメ科の植物を。
最初はわざと種を蒔いてたんですけどだんだん自生してくるようになって。





夏の野菜を植える所には冬の草が生える様にしてて、冬草が生えてちょうど5月ぐらいに枯れてくるんですよ、そこに夏野菜を定植とか、種を蒔いたりして行くんです。
冬草が絨毯みたいに最後枯れて行くので、刈るんじゃなくて踏み付けて倒してその間に植えると良く育つんです。

冬草が根っこを張って、言うたら耕してくれて。
根っこには作物に必要な窒素も固定してくれて、最後は枯れて根っこがあった所も空洞になって、これで排水もすごい良くなるし、空気の道も出来て菌も住みやすくなるので、多分それでよく出来やすくなるんかなっていう。
耕しても出来るんですけど、耕さへん方がなんか粘り強いっていうか最後までよく育ってくれるっていうか。
耕したやつは最初は根が張るからバァーってなるんだけど割と早く終わるというか。
でも不耕起はゆっくり隙間に入ってくから夏の野菜でも12月まで採れたりとかするんですよね。





農家になった理由とは?

もともとは営業の仕事をしてて、辞めてフリーターみたいな生活でコンビニの夜勤とかやってて、知らんうちに店長になって。
そうなってくるとコンビニの事情とか、食べ物の廃棄もめっちゃ多かったし。
この弁当作るのに色んな国からフードマイレージ使ってやっと1つの弁当出来たのに、また売れへんとかで捨てるだけとか。
便利な世の中なんやけど、なんか凄い違和感と言うかしんどくなってきて。
かたや食糧難とか言ってるのに、こっちではこんなに捨ててたり。
しかも食べ物なのか何なのかわからん化学的な物ばっかりいっぱい入ってて、そういうのに凄い疑問を持ち始めて。
その時期に気持ちを切り替えようと思って、ちょっと海外とか行ったんです。
第3世界と言われてる南太平洋とかそっちの方に行ったんですけど、現地のみんながすっごい生き生きしてたと言うか、お金はないんですけどなんか違ったんですよ。
そういう世界を目の当たりにして日本に帰って来てから余計に「いやぁもう無理やな」ってなって。
昔から環境の事とかに興味があったので、そういう勉強をしてたんです。
「ビオトープ」ってあるんですけど自然環境を再生するみたいな資格の勉強をしてた時に言ってたのが『日本の田んぼとか畑が日本の自然を守ってくれてる』みたいな事が書いてあって。
やっぱり根本的なとこから行きたいなと思って農業やりたくなったんです。



ほんで有機農家さんとこ行ったんですけど、そこでも疑問をめちゃくちゃ感じてしまったんですね。
有機ペレットとか色んな糞を入れたり、その糞はもしかしたら遺伝子組換えのエサを食べたり、どこの糞かも分からない物をバンバン土に入れたりする事に疑問を持って。
その時に自然農の川口さんの事とかを知って、そっちの畑を1回見学行かしてもらった時にすごい気持ちが良いなと思って「あぁ、こっちやな」みたいな感じになって。
有機農家さんの所で研修してたけど、気持ちは自然農の方をやって行きたいなという思いでやってて、独立したんです。



今やられてる農法の技術や考え方はどこから?

たまたま自然農やってる知り合いのおじさんが近くに居てて、さっき言ってた夏草と冬草を利用するとかそういう農法をやってる人とたまたま出会って、それで1〜2年ぐらい師匠みたいな感じで付いて色々教えてもらったんですよ。
そんで不耕起のやり方でやったらよく出来たんです。
「あぁやっぱこれやな」となって、今は自分なりにアレンジしてやっていってる感じです。





前田さんにとってオーガニックな栽培方法を大切にしている比重ってどこが1番占めていますか?

多分、嫁さんは『食』だと思うんですよ。
そういう事に関心があって、料理作るのもすごい好きやし、アレルギーの事とか色んな事を。
自分は『環境』の方かな。
食は嫁さんの影響でって感じなので。
食にも関心はあるんですけど、放射能の事とか色々活動とかもしたんですけど、でもやっぱりメインは汚れて行くのが嫌なんですよね。
どんどん土が悪くなってくのを見るのが嫌で。
どっちかって言うとそっちのが気になって仕方がないという感じかなぁ。

小太郎農園のこだわりとは?

楽しみたいってとこですかね。
楽しんでやらないと意味がないって言うか、苦しい苦しいでやってたらそんな人見て「えぇな」ってならないと思うんで。
楽しみたいっていうのが理想かなぁ。
地球は、美味しい。
地球は、たのしい。





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ヒロフミ

JUGEMテーマ:車中泊・放浪・野宿

comments

先日は、ありがとうございます!
凄くいい感じに紹介してもらって、こっ恥ずかしいですが、とにかくありがとうございます。
本当に適当な人間で、小太朗農園の名前の由来は近所の小太朗というパグ犬がかわいかったからなんです。小春日和の…というのは実は後付けなんです(笑)
そんな適当な人間なので何が正しくて、神様の意思はどこにあるかなど全くわかりませんが
放射能や遺伝子組み換え、ネオニコチノイドなど自然の力でもなかなか元にもどせない物に嫌悪感や違和感を頂いてしまう感覚だけは信じて行こうと思っています。(きっと自然は長い時間をかけて元にもどしてくれると思いますが!)
とにかく身体に気をつけて全国おもしろい農家さんを発掘してください!
ありがとうございます。

  • 小太朗農園
  • 2017/10/14 7:46 PM
   
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