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〜適地適策〜金沢市ニノ段

石川県4件目の農家さんは、金沢市で農業と飲食店を経営する『トモファームあゆみ野菜』さんにお邪魔してきました^ ^
トモファームあゆみ野菜代表の『鍋島 智彦』さんと『亜由美』さんにお話を伺いました。

ベジタブルジャーニー70件目の農家さんです^ ^


トモファームあゆみ野菜さんの畑は1ha(1町歩)

独立して今年で6年目。

無農薬野菜を栽培されています。
基本的にはご夫婦2人+畑スタッフ2人だけど、飲食店のスタッフも野菜の事を知ってもらう為にも、畑は兼用で切り盛りするため11〜12人で管理されています。









元々、金沢市の繁華街でホステスをしていた亜由美さんと、
足場の仕事をしていた智彦さん。
実家が農家なわけでもないのに何故、農家になったのか聞いてみました。

農家になった理由

(亜由美さん)当時、繁華街でホステスをしてて、もちろん昼夜逆の生活をしていて、8年付き合ってそろそろ結婚しようかなって考えてた時に、この先の人生どう歩んで行きたいか真剣に考えた一晩があったんですね。

持って生まれたものだったり、2人の価値観、社会に対する不安や矛盾、色々な事を繋げて導き出した答えが農業だったんです。

ある一晩のひらめきと言うか、降ってきた発想と言うか。

2〜3年間、何か自分にはできる事があるはずなんだけど、何か解らない、悶々としたものがあって、農業だ!って思った瞬間、そのモヤが取れて目の前が明るくなった気がしたくらい。

今思えば、人生を歩んで行く中で、やり甲斐がある何かが欲しかったんだと思う。
次の日の朝、トモ(智彦)さんに農家にならない?って話したらあっさりイイよって(笑)
そう言ってくれたから今がありますね。

もしお金が紙切れになったり、戦争が始まったり、大切な人をどうやって守れるか考えた時に、やっぱ食べ物を自分で作れるのが1番強いと思う。
自分達が農家やってればきっと、誰かはわからないけど100人ぐらいの人は食べて行けるじゃないって、そのぐらい大切な人を守れる自分でありたいなって。





トモさんはそこから県がやってる農家を育成する学校だったり、金沢市がやってる農業大学校に通ったり、お金も必要だからって、飲食店の店長をしながら学校に通って、
私はご縁あって3年間、白山の無農薬農家さんへ通って研修しました。



農法は?

んー、別にないかな?
農薬は使わないし、除草剤も使わない。
ただ肥料は土のバランスを見つつ入れてます。

うちでは出来た野菜がどういう物かをしっかり細胞レベルで顕微鏡で調べてもらってるんです。



色々な農法があるけど、今は空気も水もすごい汚れてて、どうしても防げないものってたくさんあるんですよ。
そういうのって顕微鏡で細胞を見たらわかるんです。
細胞を見て、野菜がどういう状況になってるのか見た後、土には施しをしています。

雨にも今は鉱物油とか含まれてて、野菜がそれを吸って生育不良を起こしたりとか、放射能の影響も少なからずあるし。

『農業』って『自然』とは違うから、私たちが意図してそこに植えるもので、ここに生えるべくして生えた草とは違うし、『人間がやること』だから人間が必要な手を掛けて育てるという意味で、土には必要なこともあると思う。

実際、顕微鏡で細胞とかをみると、土や自然だけに任せてクリア出来ないレベルの汚染とかもあるから、そういうものを目の当たりにすると、時代も変われば農業も変わると思う。



なぜ無農薬農家に?

農業やるなら、結婚していずれ出来るであろう子供の事も考えたし、無農薬で出来るんだったらそうしたいと思って、無農薬の農家さんの所へ研修に行きました。

私のおばあちゃんが山の育ちの人間で、物心ついた時からおばあちゃんと自然に触れてたし『地球壊してるのが人間なら、人間消滅するしかないんじゃない』って思ってた少女だったので(笑)
そこの原点に返ったって感じかなぁ私的には。
友達からしたら『あゆみ変わった』って思われるかもしれないけど。

無農薬が凄く良くて、農薬使ってるのが悪いとは思わないけど、社会だったり、買う人のニーズが高まれば農家は否応なしでも無農薬に切り替えていくしかなくなるから、そうなって行けばいいなぁと私のは無農薬でやっています。



トモファームあゆみ野菜さんがやっている飲食店『Life Community MEGLI』にもお邪魔させて頂きました。















『ともにいのちをはぐくむ共同体』をテーマに継続可能な豊かな暮らしに繋がる知恵を伝え合うコミュニティのようなお店、ママと子供に優しく寄り添えるお店を目指しています。















お店は約1年前にオープン。
店内で使っているお皿や箸は、石川県産の木材を使っていて、石川県の里山を守ることにも繋がるように意識して選択しています。



基本的にはプレートにお肉はなかったんだけど、ニーズに応えるために、安全で安心して提供できるお肉を考えて、知り合いの猟師さんから山で獲れる野生のお肉を提供しています。
なるべくその地域のことで廻して、それを知ってもらうきっかけにもなればなぁと。



トモファームあゆみ野菜のこだわりは

農薬は使わないことと、色んな人が手伝いに来てくれるから、そういう人の力も借りつつ、誰でも畑に来て野菜だったり農業に触れれる場でありたいですね^ ^





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〜魂のレンコン〜金沢ノ巻

菜友館を後にして、松村さんにオススメしてもらった千里浜(ちりはま)に寄ってきました^ ^

日本で唯一、自動車やバスでも砂浜を走ることができるビーチ。
アメリカのデイトナビーチ、ニュージーランドのワイタレレビーチを含めて世界でも3ヶ所だけと言われています。





砂の密度が高いから、足跡のロゴもくっきり。





翌日には金沢市へ向かいました。

金沢市(かなざわし)は、石川県のほぼ中央に位置する、石川県の県庁所在地。















石川県3件目に伺った農家さんは、菜友館の松村さんご推薦。

自然栽培で魂の蓮根(れんこん)を作っている『岡山農園』代表『岡山 哲章』さんにお話を伺いました^ ^

ベジタブルジャーニー69件目の農家さんです^ ^



岡山農園として蓮根一筋3年目。

約8反の広さを従業員と2人、他に選別で3人、計5人で切り盛りされています。



今まで聞いたことがなかった『自然栽培』での蓮根。

蓮根は字のごとく『蓮』の『根』かと思いきや、私たちが食べているのは蓮の『茎』が肥大した部分。

農の道に入ったきっかけは?

大学で大阪に行って、その後、営業職に就職。
その会社が石を輸入して、石屋に卸す仕事だったんです。まぁ墓石関係なんですけど。
石って天然じゃないですか。あれを磨いて暮石にするんですけど、同じ様な綺麗な断面ばかりじゃく不揃いな柄とか模様とかもあって、それを外国では薬剤を使ったりして、来た時は綺麗な石なんだけど、建てたら1ヶ月後にはそれが浮き出て来てクレームとかになるんです。

営業職の自分は良い物だと思って売ってるわけなのに、そういうのが出てくると自分は何してるんだろうってなっちゃって、自分に嘘つきたくなくて仕事を辞めたんです。
色々模索していく中で、農業だったら自分でモノ作って、なおかつ自信のあるものだったら自分で販売できる。

これは理想の流れだなと思って始めようと思いました。

とりあえず日本人はまず『米』だと思って慣行栽培(現代農法)の稲作農家に6年間勤めたんですけど、実際はほとんど機械に乗っているオペレーター作業が多くて、イメージだと鍬(くわ)ふってるようなのがあったのに、百姓ってこんなのかなって疑問に思ってたんですね。



慣行栽培だったから毎日、除草剤も撒いたりしてて。
こんなの本当にいいのかなって思っちゃってて、自分が独立するなら無農薬で何かやりたいなと思ってた時に、たまたま蓮根の鍬掘り(くわぼり)をやってる方の所で掘らしてもらったら『こりゃ楽しい』ってなって、それで蓮根に魅了されました。



鍬掘り(くわぼり)とは?

本当にちっちゃい『熊手』なんですけども、それと『チョウサミ』っていうテコの原理を利用した道具を使って、その2つだけで蓮根を掘っていくんです^ ^

これ今、水はってるんですけど、収穫する時になったら全部抜いて、泥をひたすら掘っていくっていう。

泥の中から蓮根を探して、出て来たやつを手で引っこ抜くっていう100%人力の作業ですね。

鍬を入れて失敗すると大事なれんこんを傷つけてしまうし、水をたっぷりふくんだ重たい泥をかきわけるのは、正直大変です(笑)

去年自分がどれだけの泥を動かしているのかざっくり計算したら、4000tぐらいありましたね。
4tトラック1000台分(笑)

そこから取れた蓮根がどれくらい取れたかっていうとだいたい6、7tぐらいしかないと思う。
だからもの凄い価値ある蓮根を出してると思うよ(笑)







この辺りの蓮根は『加賀レンコン』って言って石川県の金沢市で生産されていて、キメが細かくもっちりとした食感ですごく美味しいんですよ。

中でもココ小坂地区で作られる『小坂レンコン』は粘土の割合が多くて、密度の高い粘土質な土で栽培するからもう絶品です。
しかもうちのは自然栽培だから、蓮根の密度が違うのと、もの凄い粘りが強くなってておかげさまで評判が良いんです^ ^

蓮根て切ると断面がすぐ変色するんですが、うちのはなかなか変色しないんですよね。お客さんいわく、日持ちも良いみたいで。

見えない土の中にある蓮根をどうやって見つけるんですか?

葉が水を弾くのは『ロータス効果』って言うんですけど、この真ん中の部分。
これが人間で言うと、お尻みたいなもんで、その模様の方向に茎が伸びてるなってわかるんですよ。





蓮根て1つの芽が伸び出すと分裂を繰り返して扇状に三角形に伸びていくんです。
だいたい20mぐらい伸びるかな。
こういう区間された場所は蓮根にとっては狭いので『根回し』という作業が必要なんです。
そのまま伸び続けるとあぜに当たって肥えなくなってしまうし、肥えたとしても形が悪くなってしまうので、その芽を一旦掘り上げて、また中に方向を変えて回してあげる。これが『根回し』です。













蓮根を美味しく食べる方法ってありますか?

本当に素材が良いから、素揚げとか茹でるだけでも美味しく食べれます^ ^

蓮根てあまりメインになる食材じゃないけど、充分にメインで食べれるくらい美味しいんですよ。

保育園とかにも納品してるんですけど、子どもがあの蓮根が食べたいって言ってくれて、市販じゃなくママさん達がわざわざ保育園でうちの蓮根買ってくれるんです。

岡山さんのこだわりを聞かせてください

こだわりって言うかわかんないですけど、蓮根がこっちのいう事を聞いてるなっていうのがあるから、声をかけるようにはしてますね^ ^
『頑張ってるなぁ』とか、掘り上げたら『ここに居てくれたんか>_<』とか。
自分の想いって反映されると思うから、常々良い事をいってるかなぁ。

それと、蓮根が蓮根らしく育つように、農薬も肥料も使わず、300年余の歴史を引き継ぐ金沢小坂レンコンの『鍬掘り(くわぼり)』にはこだわってます。

ただただ皆様の健康と笑顔を願って、命削って土と蓮根と向き合う『農家魂』と、自然の『命』がギュッと詰まった魂の蓮根をみなさんに食べて頂きたいです^ ^







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〜時の使い方〜志賀町ノ巻

石川県2件目の農家さんは、羽咋郡志賀町で農業を営む『菜友館』さんにお邪魔してきました^ ^



志賀町(しかまち)は、石川県羽咋郡にある町。本州の日本海側にある能登半島の、ほぼ中央に位置する町。

菜友館代表社員の『松村 博行』さんにお話を伺いました。

ベジタブルジャーニー68件目の農家さんです^ ^



菜友館は農業歴6年目。
農薬や肥料を入れない自然栽培をしていて、始めた当初は3町5反。
現在では約7反ほどに縮小した畑を奥様と2人で切り盛りされています。
時間の使い方をデザインするためにも、現在は無添加の加工品をメインに営農されています。







松村さんのバックボーンは元自衛隊員。
しかも落下傘部隊という特殊部隊出身。

農業の道に入ったきっかけは?

自衛隊に居たけど、外の世界も見てみたくて。
しばらくトラック運転手をしながらサラリーマン生活をしていました。
ある日、病気になってしまって仕事が出来なくなった時に色々考えた際、育ててもらった爺ちゃんが専業農家として農業をやっていたことが引っかかっていて。
爺ちゃんの畑にいる時の心地良さとか色々思い出して、畑に行ってみたらすごく懐かしかったんです。
あぁ、なんかやっぱりいいな農業。
と思ってやることにしたのがきっかけかなぁ。



農業には色々な栽培がありますけど何故オーガニックに?

ある時にゴルフ場の用水路を見たことがあって、赤茶色の錆びたような色をしていたんですよね。

当時、慣行栽培(現代農法)をしていた嫁の実家にある田んぼを手伝いに行った時、用水路が同じ色をしていたんです。
『あれ、これどっかで見た事あるな』と思ったらあのゴルフ場でした。

ゴルフ場って除草剤の問題が色々あるでしょ。
田んぼも一緒なんじゃないかと思って。
それを見た時に、むかし見た爺ちゃんの畑を思い出して、そういえば鯉とかドジョウとか普通にいた所だったのに、考えたら嫁の実家の田んぼに入った時に、タニシが居なかったことに気がついたんです。

俺がガキの頃入ってたって言っても30年前くらいなのに、30年でタニシ消えるか?と思って。
今まで考えた事なかったけど、そこで初めて『農薬って安全なのか?』っていう疑問が出てきたんですよ。

300年とか3000年とか経ってるならまだしも、30年で消えるなんておかしいと思って。
よくよく考えたら、化学肥料って袋に『手袋をはめて撒いてくれ』という注意事項が書いてあるんですよ。
手が荒れる物質をいくら肥料だからって畑に入れるって。
それは小動物も死ぬよね。

昔からやってる先輩農家に、なんで肥料を撒くか聞いてみると誰もまともに答えられる人がいなかったんです。

『撒くのが普通だ』『隣が撒いてるから』『撒かないと病気になる』とか。
あぁそうかとは思うけど、逆にそれしか答えられないのかとも思った。

一見プロ農家と言われる何十年もやっている人から出てくる答えがそれって事は、日本の農業は伸びるわけねぇと思った。
自分は新たに学ばないとって感じたのはその時です。

それ以後は、農薬、化学肥料、除草剤は違和感になりましたね。



外部の肥料などを入れると、自然相手って無限なものがあるから、何が良いのか悪いのかわからなくなってしまう。

考えて、解らなくて、助けてもらいたいから教えてもらって、また教えてもらってってしてたら結局終いには、農家って何しているのかわからなくなってしまう。

どのオーガニックもそうだと思うけど、判断基準というものを自分で設けないと。
価値観が外部に合わないと不正解みたいになる。
それをやっちゃうと、自分でやってると言いながらも結局だれかにやらされてる様になってしまう。



せっかく農家になってサラリーマンみたいに時間の縛りが無くなったから、俺は色々な所に行って、色々な人に会って、自分を更新するべきだと思う。

『価値観の促進』みたいなものかな。

どれだけなんぼ農業を始めたからと言っても、どれだけ変な概念に縛られているかってものは外に出てみないとやっぱり気づかないよ。





これは誰でもある事だと思うんだけど、忙しい時って『負』の感情が出て来ないんですよ。

ヒマな時こそ出てくるんです。

『昔あの人にこんな事いわれたな』とか『あの人本当は私のこと嫌いなんじゃないか』とか。

ワクワクしてやってる時って全然そんな事出て来ないんですよ。

そりゃあ楽しいから。



農業をやってて1つ理解したのは、
人って意外とやることないんだなって事を思いました。

ぼけーっとTVを見るとか、パチンコ行く、ドライブ行く、、etc
暇つぶしはするけど、みんな本心でやってないんですよ。



遊び方も知らないし、楽しみ方も知らない。
だけど自己否定得意だし。

それがあるから敵を作りたがるんですよね。

まずそれの解消法をそれぞれ見出さないと世の中絶対良くならないわと思って。



人に迷惑かけない限り、何やってもいいし、やるべきなんですよ。

でもやらないのは子供の頃に誰かに言われたことを大人になっても根拠もなく守り続けてるから『あぁこんなことやったらダメだ』って止まっちゃうけど、それやってみたの?って話。



そんな風に色々農業やって考えさせられた部分があります>_<

もちろん便利って大事だけど『生きる』っていう事に、もうちょっと『丁寧』にならないと、いくら便利になった所で結局、騙し合いの果てになっちゃう。

感覚的に硬かったらチャンスを潰してるだけ。
本当に大切なものが見えなくなっちゃうよ。





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〜アナスタシア〜羽咋ノ巻

ベジタブルジャーニー67件目の農家さんは、JAはくいのスタッフとしても活躍している新規就農1年目『水野 早乙美』さんにお話を伺いました^ ^



水野さんのキャリアは多岐に渡っていて、スキューバダイビングのインストラクター、イベント業界での司会、ナレーター、アナウンサー、ハンドメイド作家、ベリーダンサー、、etc

凄い所はキャリアだけでなく、東京在住にもかかわらず、石川県羽咋市の『のと里山農業塾』に1年間かけて東京⇔能登(羽咋)を新幹線で通い、今では羽咋に女性1人で移住してくる程の農に対する情熱。

そんな彼女に農との出会いや価値観を聞いてみました^ ^

農家になろうとおもったきっかけは?

『アナスタシア』というロシアのウラジーミル・メグレという起業家が書いた本があって、世界25カ国で翻訳されて1100万部を突破する大ベストセラーなシリーズ本の日本訳版を4年前に読んだことが大きなきっかけになりました。

もともと幼い頃から自然や動物、生き物が大好きで、地球の大きな問題にいつも憂えていて、自分1人じゃ解決出来ない大き過ぎる環境問題や動物虐待、絶滅危惧種の問題や日本の殺処分の話とか、聞くたびに鬱になるほど病んでしまうような人生を送ってきた中で、
アナスタシアの本で提案されていた生き方『一家庭がそれをやるだけで、地球の全ての問題に解決できる糸口になる』みたいな提案があったんですね。

それが一家庭だいたい1haの土地を持って、それの半分を森林にし、残り半分の敷地で自給自足的な自然栽培みたいな農法をやりながらそこで営むということだったんです。

それが私にとって地球の問題とか、地球を救うという部分で1番バチッとハマったと言うか、コレだ!って。
今まで農業には興味なかったんですけど、すぐに家庭菜園をやろうと思って実践したのがきっかけです。

東京って家庭菜園をやる場所がなくて、市民農園は物凄い倍率の応募があるんですけど、私は運良く当選して、すぐに始める事ができたんですよ^ ^





自然栽培や、のと里山農業塾との出会いは?

家庭菜園2年目くらいの時に、技術的な部分が現実的に不足していて限界を感じていた時に、色々な自然栽培の塾を探していて、色々なご縁でココの事を知って通うようになりました。

アナスタシアってシリーズ本の正規販売店が世界中にあるんですけど、私はアナスタシアジャパンさんと懇意にしていて、アナスタシアジャパンさんのNPO団体の方のホームページサイトに木村秋則さんの実践塾として、のと里山の自然栽培の事が紹介されていたんです。

アナスタシアジャパン監修の岩砂晶子さんが木村秋則さんとシンポジウムを一緒にやっていたりしてて、アナスタシアと結構結びついてきてて、私も奇跡のりんごを読んだりして知っていたからなんか必然的に自然栽培に行き着いていた感じです。

アナスタシアジャパンが言ってるのが、日本でアナスタシアが提案している農法により近いのは木村秋則さんが言っている自然栽培だということだったんですよね。







私の先祖のお墓が、たまたま隣の中能登町にあったから、数年に1回家族と通っていたんですよ^ ^

だから羽咋はご縁のある場所で、全く縁のない土地ではなかったんです。
ちょうど2年前の3月に、みんなでお墓参りに来た時の帰り道、車の中で木村秋則さんの実践塾の事をアナスタシアジャパンさんがUPしていたんです。
だからすごいご縁を感じたんですよね^ ^
となり町で、しかもお墓参りの帰りにその情報を見て、ちょうど実践塾を探していたから。







畑を見ると雑草が目立ちますが、これはあえて残しているんですか?

はい、もちろんあえて残しています^ ^
自分が作物のオーナーだとした時に、その人の思うやり方を尊重するのが、はくい式自然栽培のやり方なんです。

あえて決まったノウハウをお伝えしていなくて『自然と対峙して、考える力』を身につけることを大切にしています。

なので、講師も自然栽培の先生をお呼びすることもあれば、自然農法の先生をお呼びすることもあります^ ^

雑草も意味があってそこに生えているし作物が成長する為の補足情報を与えてくれているというのが私の考え方です。
だから、作物と雑草の関係性をしっかりと観察した上で作物が日陰にならない程度の間引きをしたり私が管理しやすい程度に草を刈るという事以外はなるべく”自然に近い形”に持っていけるよう心掛けています。
森や山を見ても、草が生えていない所は存在しませんよね?
表土があらわになっている状態は私にとっては不自然なんです。
なるべく生態系を壊さず草も虫も共存させたいんです。

例えば里芋は水を好む植物なので、雑草のスギナが朝つゆをキャッチしてくれて、下に水分を下ろしてくれると私は考えていて、私の場合は一緒に共存させています。







水野さんのこだわりって何ですか?

農業の分野で言うならば、種は自家採種できる固定種がメインで、自分で種とりを毎年していき、種から自給自足出来るようにと心掛けています。

あとは『生き様』で見せたいですね^ ^

啓蒙活動(けいもうかつどう)ってすごく難しくて、その時説き伏せたとしても、腑に落ちていなければ続かないし、啓蒙活動って説き伏せる事でも説く事でもなくて、やっぱりその人が楽しそうで幸せそうだったら、この人の事をもっと知りたいとか、どうしてこんなに幸せそうなのかとか自然に思ってくれることだと思ってます。





見せることで、これが理由なんだと勝手に思ってくれる。
例えば『食』。
健康そうだったら食がそうだから健康なのかとか、だから肌が綺麗なのかとか。
そういう体現をしていればモノを言わずともそれを選択してくれる。

今まで啓蒙活動をして来て行き着いた答えがそこだったので、生き様で語る。

自分が楽しく幸せで全ての生命に良き事をしていれば、必然的に同じように、それ良き事と選択してくれる人が増えて来てくれるだろうなと。

私はそう信じています^ ^





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