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〜新しい営農〜横須賀其の二ノ段

地元に帰ったら訪ねようと思っていた、横須賀の湘南国際村にある農園
『森と畑の学校 by農地所有適格法人パラダイスフィールド』さんにお邪魔してきました。


農園は山に囲まれた5haの谷で相模湾を望む高台な景観。

『森と畑の学校』もまた、出荷専門の農家ではなく、『都市近郊農業』として新しい営農の提案を発信している農園。
その中の1つ、お客様に自ら収穫・購入していただくシステム『農園スーパー』と言うモデル。
来園すると、その日に収穫出来る作物の名簿があり、好きな野菜を選んで収穫体験も出来て、個数やグラムで購入が可能。

どこで、何が採れるかのマップ付き。

圃場案内をしていただいたのは『森と畑の学校 農地所有適格法人パラダイスフィールド』代表の『伊藤 力』さん。

5haの敷地内には、ボランティア含め約20人の方が居て、社員としては伊藤さん1人。他の方はそれぞれ『個人事業主』として働いています。
これだけの敷地を全て『畑』にしないのには理由があり、将来的にはこの景観を利用したレストランやカフェの増設を視野に、樹木の剪定が行われています。

スーパーなどに卸す生鮮野菜も、単体の野菜を大量に卸すだけではなく、世帯人数が少ない家庭などで使いやすいように、少量多品目の『サラダトッピング』としての販売も消費者を考えた商品。

園内には数ヶ所に渡り『養蜂場』もあり


季節によって咲く花で、蜂が集める蜜が違うため、四季折々の蜂蜜を味わえるのが楽しみの1つでもあると言います。

そして農園では『畑塾』と言う一般の方や法人に向けた、指導員が付く貸し農園のサービスも行われています。
通常の貸し農園との違いは、野菜作りを教えてくれる指導員が居る事や、
水道やトイレのインフラ整備を始め、道具や資材、肥料などが全て完備されていて、手ぶらで畑を始められるという点。
指導員が付いて、1年間の作付け計画などを立てたりと、かなり本格的な家庭菜園が楽しめる。
法人では会社の研修などに利用されているそうです。

『森と畑の学校』では、レストランからの依頼で『栽培受託』のサービスも行われています。
栽培受託とは、出来た野菜をレストランに卸すのではなく「レストランが欲しい野菜のみを栽培」すると言うサービス。
フランスレストランなどでは変わった野菜を使う事が多く、このサービスでは普段家庭では使わないような高価で希少な野菜のみを栽培しています。
レストランの社長の意向で、八百屋から野菜を買うだけではなく、社員にその野菜の成りを観察してもらったり、収穫を体験することでより作物を知る事にも繋がるという。

園内にはヤギもいます。
一見、人懐っこそうなヤギですが、実は虐待されていたヤギをこちらで引き取った経緯があり、最初は人間への警戒心が抜けなかったそうです。

今ではとてもそんな過去を感じないまでに人懐っこく。

伊藤さんとも小競り合いをする仲。

自然の恵みで作られた作物を買ってもらって、頂くお金で生計を立てるだけでなく、この里山の良さをサービス業として発信することで、環境保全にも繋がる方法は、私たちにとって斬新で新しい農業の提案に感じ、とても刺激的でした。
伊藤さん、お忙しい中、お時間いただき大変勉強になりました。
ありがとうございましたm(_ _)m




続いて伺ったのは、新規就農のハードルが高いと言われる横須賀で、新規就農3年目で横須賀2人目の認定農家に選ばれた『SHO FARM』さんにお邪魔してきました。


『SHO FARM』代表の『仲野 翔』さんと奥様の『しょうこ』さん。
2人の名前に『SHO』が入ることから農園名は『SHO FARM』に。

無農薬、無化学肥料で必要以上には肥料を使わない有機栽培。
現在は小さいお子様がいる為、旦那さんと旦那さんのお父様が主に、約7反の畑を切り盛りされています。


仲野さん夫婦はお二人とも農学部出身。旦那さんは中学生の頃から、おばあちゃんが営む畑を見ていて、農家になることを決意。

経済的数値よりも豊かさとは何かを充分に考慮した結果、今があると、お2人は話していました。

畑の脇には、10羽の烏骨鶏。
卵は自給用に、鶏の糞は痩せた土への肥料として使用。
通常の有機栽培に必要とされる鶏は100〜300羽程度に対し、SHO FARMではごく微量な量。
限りなく『天然』に近い環境で作物を育てていました。

『SHO FARM』では農業の永続性を考え、「千年続く農業」を哲学にこだわりの野菜作りをしています。

地元で若い人が食の発信をしているのは非常に嬉しいし、志し高い、安全で美味しい野菜作りをしている農家さんをもっとたくさんの消費者の方に知って欲しいと思います。
仲野さん夫婦、お忙しい中、お時間いただきありがとうございましたm(_ _)m



ヒロフミ

JUGEMテーマ:車中泊・放浪・野宿

〜じもと〜横須賀ノ巻

栃木編を終えて、行政的な手続きを済ませる為に実家のある神奈川県横須賀に帰省。

以前、秋田県の『森のテラス』で開催されていた市でお会いした『ファームガーデン たそがれ』の菊地さんに紹介していただいた方が、横須賀でお店をOpenしたとのことで遊びに行ってみました^ ^


坂の街、横須賀の110段の長い長い階段を上がりきったところにある『野ざらし荘』 高台にあって、
風が吹くと、ごーごー家が唄い、 雨が降ると、蟻や草履虫たちが踊りだします。

『野ざらし荘』は、築50年の昭和に建てられた平屋の家で、自分たちの手で手直ししながらカフェ・ギャラリーに改装。



展示やワークショップ、お茶会の場としても使える特別なスペース。 また荒れ放題の庭を開墾し畑へと変貌させました。

『野ざらし荘』の仕掛け人は、ハイセンスなイベントを仕掛ける2人娘。
浅草に週末だけ出現するカフェ・『村のバザール』村長の『清土ナナコ』さんと『坂内友美』さん。

居心地が良くてゆっくりしてたら、




帰る頃にはすっかり外も暗くなってました。
秋田県に行ったら地元で繋がった縁。
旅って本当おもしろいです。

お近くの方も、自然と暮らしがともにある、野ざらし荘にぜひお立ち寄りください。
※グーグルマップだと違う場所が表示されてしまうのでご注意ください。
坂本一丁目町内会館脇の階段を登り、左に折れて一番突き当たりの階段を登りきったところです。
野ざらし荘への道
神奈川県横須賀市坂本町1-48
tel: 080-4094-0980
歩き/京急線汐入駅より20分
バス/JR横須賀駅または京急線汐入駅より[衣笠行]で「坂本坂上駅」下車3分
※町内会館を目印にお越しください。 坂本町一丁目町内会館(横須賀市坂本町1丁目19-26)




そして『野ざらし荘』オーナー『ナナちゃん』の友達でもある『SYOKU-YABO農園』さんにお邪魔しました^ ^

『SYOKU-YABO農園』は横須賀市芦名にある農園で、通常『農家』と言われる出荷専門の農家ではなく、農園で採れた野菜を調理してお客さんの口に入るまでを『農業』として営んでいる農園。 食事が出来るのはもちろんのこと、LIVEや農園ウェディングも挙行しています。











ビニールハウスも味のあるレトロな空間に。






園内には子供達が遊べるスペースもたくさん。



ちょうど取材中にも奈良県から来ているバンドの演奏がありました。






農園名の『SYOKU YABO』とは、人間にとって何よりも大事な「食」の本質を様々な角度から捉え、追求し、日本全国に、そして後世に残していこうとする野望を抱いた運動。
「食」とはファッションではない。 「食」とは人間が生きていくための”糧”であり、”芸術”であり、”喜び”なのだ。




SYOKU-YABOの活動

自分達で農業を実践。野菜は商品ではなく生き物だと言う事を実感しながら食の本質を探る。

・自らで栽培した野菜を食す。移動式屋台を用意。
・地域飲食店への野菜の供給

・栽培した麦でパン、麺などを、大豆で豆腐、味噌などを地元業者と提携
・無添加の漬物
・魚の干物作り

有識人を招いての講演会、勉強会
・高橋弘志(有機野菜の定義)
WEB
情報発信の場として活用します。
・農業日誌
・商品企画
・野菜の薀蓄集
・料理一言アドバイス等

自然と遊び、自然から学ぶ
・ツリークライミング
・バードウォッチング
・キャンプ
・蛍プロジェクト

・収穫祭〜ミュージックライブ活動に賛同を得たプロのミュージシャンによるライブ
・光のショー
・ギャラリー(野菜写真展)
・自主映画上映

『SYOKU-YABO農園』代表、野良長の『眞中やす』さん。

やすさんも、以前いろいろな農家さんを訪ね歩いた事があるそうで、その中で聞いた話の1つ「有機農法をやる人は大きく分けて3通りの人間が居る。
1、ヒッピー的な思想。
2、学生運動のような左翼的思想。
3、宗教的思想。」
オーナーのやすさんにはどれもが当てはまらず、やりたい形を追い求めた結果、今の『SYOKU-YABO農園』があると。
未だに完成はしていない『SYOKU-YABO農園』。来るたびに進化を続ける農園。

これだけの規模で『食』の在り方を体現しているSYOKU-YABO農園カッケーす>_<



行った事がない方はぜひ1度は足を運んでみてください^ ^
やすさん、貴重なお話ありがとうございましたm(_ _)m
また遊びに行かせていただきます^ ^

神奈川県横須賀市芦名2-1700 大楠山登山口入り口




ヒロフミ

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