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喜多方ノ巻

今日は福島県の喜多方市で自然栽培と自然農を実践されている、
『黒森山荘』の雑穀王子こと『浅野 健児』さんのところにお邪魔してきました^ ^





浅野さんが営む『黒森山荘』は農家民宿になっていて、研修生やお手伝いに来てくれた人が泊まれる施設になっています。



黒森山荘では色々なワークショップなども開催しています。



さっそく畑に案内していただきました。



畑に向かう途中には綺麗な川が流れていて、山に囲まれたこの辺りは歩いているだけでも気持ちがイイ所でした^ ^







浅野さんの雑穀畑は約2反2畝。
自然農と自然栽培の2つの方法で栽培されています。
現在流通している雑穀のほとんどが外国産で国内産は約7〜8%ほど。
その中でも無農薬や安全に拘って手作業で生産されている雑穀はさらに少ないと言います。





雑穀王子が最も手塩にかけていたのが『四国ひえ』という雑穀。
唯一のアルカリ性でアレルギーがある方でも食べやすいもの。



浅野さん自身も昔、体調を崩した事をきっかけに、身体に優しい食べ物を模索する過程で、雑穀と出会い、自らが生産者になろうと決意された経緯があります。

現在では、第2第4の土日だけ、カフェを間借りして『雑穀食堂』と言う雑穀を中心に使った料理を提供して雑穀の良さを発信されています。









黒森山荘のキッチンにも。



雑穀の生産者が少ない理由の1つとして、雑穀は米より粒が小さいため、収穫が大変とのこと。

浅野さんのところではどのように収穫しているのか見せていただきました。

さすが自然派の雑穀王子。
最新の電気機械は一切使わない足踏み脱穀機です。
年季が入ってるのは文字を右から読むことでもわかりました。





現役バリバリで使えてるそうです。



ゆくゆくは、電気やガスがなくても生活出来るまで自給力を高めたいと言う浅野さん。

すごい。。

続いて、販売用ではなく自宅で食べる用の田んぼも見せてもらいました。







どうやら友人の結婚パーティーの食事を任されたことで除草が追いついていない様子。

たまたまお手伝いに1人の女性が来ていました。



彼女はの名前は『山本あまよかしむ』さん。

一見、百姓に見える彼女。

実は、植物を使った『立体造形作家』。

会津のアートプロジェクトの一環で現在は喜多方市で製作活動中。



彼女の拘りと作品がすごい。

材料はすべて自然から採集する。
工業製品を使わない(材料を買わない)。
電動工具は一切使わない。

植物繊維の織物や民具を使い、工房で身近な植物を使った、
「土から生まれ土に還る」ものづくりを模索中。
自分の体を使って、手を動かして物を作ること、自然に働きかけることを体験する活動を広げている方。











つい最近は8年ぶりに都内で個展をやっていたとのこと。

行きたかったー>_<

旅の話をしたら「岩手の金野さんのところは行きました?」

金野さん。あの拘りの蕎麦を作っている金野さんの事。

やっぱり拘りの職人は繋がるんですね〜。

帰りに雑穀王子から雑穀のお土産をいただきました。




浅野さん、貴重なお時間いただきましてありがとうございましたm(_ _)m
山本さんとも会えてよかった^ ^
今度は作品見に行きたいっす!


ということで、東北地方はこれにて終了です!!

東北のみなさま、ありがとうございました(`_´)ゞ


ヒロフミ

 

JUGEMテーマ:車中泊・放浪・野宿

相馬ノ巻

宮城から本日、福島県に入りました。

『東北食べる通信』萌さんより、mast visitだと教えていただいた

『大野村農園』さんへお邪魔して来ました。

農園があるのは福島県相馬市。

もちろん、震災後には原発事故の問題が立ちはだかり、たくさんの苦悩を経験されましたが、

『大野村農園』代表の『菊地 将兵』さんは『あえて』震災後にこの地で養鶏と野菜作りの農家を始めました。

生まれ育った相馬だからこそ、この土地で就農すると決めたんだそうです。

逆に震災があったからこそと。



菊池さんの農園は野菜の他にも養鶏をやっていて、鶏は純国産鶏。自家製の餌で育てています。

餌に入れ込む魚のアラは、知り合いのお魚屋さんから野菜や卵と物々交換してもらい、そのアラを形が無くなるまで何時間も鍋で煮込みます。機械や電気を使いたくないので、あえて蒔で。





栄養満点のアラ煮込みに、農園で採れたジャガイモや応援してくれている米屋から貰う規格にあわないハジかれたお米などを混ぜ、

発酵させたものを鶏の餌として与えていきます。





また、バランスを取る為に草(サラダ)を食べさせたり。

人間と同じで鶏もバランスよく食事をする事によって、ストレスも解消されるんだそうです。



ここまでの手間を掛けて惜しまず栄養価の高いエサ作りをするのは菊地さんの信念と拘り。

買って済ますのではなく、自分の周りで手に入る材料を最大限に使う。

これは菊池さんの生活を含めたライフスタイルが鶏や畑の循環を生み出しているまさに有機的な生活。

鶏小屋に入りまず思ったのは、悪臭が全くしませんでした。





菊地さんの鶏は、こだわった良いものを食べさせるから悪臭がしない。



卵のパッケージも可愛い仕上がり。



1つ1つ丹念に商品にしていきます。



大野村農園さんでは、他にも野菜や果樹も育てていらっしゃいます。

その数ある野菜の中でも相馬で40年前までは普通に作られてきた伝統野菜『相馬土垂(そうまどだれ)』というサトイモ。



現在はもう誰もやっていないと言われた地域の伝統野菜を、

もう一度復活をさせる為に、種芋を『2年以上も色々な方法で探し回り』ようやく見つけ出した種芋で、栽培を再開しています。

この『伝統芋』を現在栽培しているのは全国でも大野村農園さんただ一ヶ所のみ。



大野村農園さんではWWOOFの受け入れもしていて、たくさんの方が農園を出入りしてきました。

これらは来てくれた人達に書いてもらったという習字の一部。



キャリア、性別、国籍は関係なく、みなさん様々な目的や事情で農園に足を運ぶみたいです。

それだけ農園の代表、菊池さんの行動力と人柄に魅力があるというのは、実際に行って私たちが肌で感じたこと。



あえて日本一難しいと言われる場所での農業を成立させてる菊池さんは本当にすごい人だと思います。

今後も大野村農園さんを応援して行きたくなりました。

ちなみに、福島県のオーガニック農家情報を聞くと、やはりほとんどの人が原発事故を機に辞めたり、県外に出てしまったりという状況。



菊池さん本当に長い時間お付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m



お昼ごはん美味かったです!ご馳走様でした!!





ヒロフミ&ゆり










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